どんな活動をしているの?

listmark 「こども」にかかわる「おとな」のための活動をしています!

『マレットファン』は、タイ国内における「こども」にかかわる「おとな」の学ぶ意欲や向上心に応えるために活動しています。
今の現場のニーズに即した研修の企画・実施、さらに異なる環境にいる人同士の交流のアレンジをします。
研修や交流を通して、「こども」にかかわる「おとな」同士が情報を交換したり、想いを共有したりすることにより、視野を広げ、モチベーションを高めるきっかけ作りをしたいのです。

活動は下記の3つのプロジェクトにわかれます。
1.研修プロジェクト
2.絵本のひろばプロジェクト
3.交流プロジェクト

listmark 1.研修会プロジェクト

workshop1_350-260 少ない予算でも実施でき、さらに子どもの育ちを十分に支えられるおもちゃ・教材や遊びのアイデアを、現場の先生、保護者の方々に伝えるための研修・ワークショップを実施します。
研修では、子どもによいからというだけでなく、おとなが楽しい、やってみたいと思う気持ちを大事にしています。
おとなの楽しい気持ちが子どものもっと遊びたい、学びたいという意欲の土壌となるからです

研修で得たアイデアを現場で実践してもらうことが目標です。
実践した時の子どもたちからの反応が自信につながり、さらなる向上へのモチベーションを生みます。
この繰り返しによる実践の質向上が行政担当者からの評価を引き出します。
限られた行政予算枠に現場のニーズを反映させていくこと、現場の先生が声を出しやすい環境づくりを長期的な目標としています。
そのために現場と行政の間の立場でよい橋渡し役になります。




katou-san4_350-260 実績
2015年は、44回の研修を実施し、2,033人が参加してくださいました。
うち、日本人専門家による研修が13回、マレットファンスタッフによる研修が21回、子どもに対するワークショップが10回です。
行政(社会開発省福祉局、地方自治体)およびNGOのご依頼を多くいただききました。
これまでの日本の専門家さんによるワークショップによる広報が功を奏し、幼児教育の研修団体とし認知されてきました。


絵本あれこれ研究家の加藤啓子さんのご紹介はこちら
児童文学作家の村中李衣さんのご紹介はこちら
手づくりおもちゃのワークショップの様子はこちら
絵本やコミュニケーションのワークショップはこちら



listmark 2.絵本のひろばプロジェクト

toshokan3_350-260 心がつながる場所
いろんな絵本が自慢の表紙を見せて並ぶ空間が絵本のひろばです。
段ボール製の手づくり絵本架を大会場から小さな部屋まで規模に合わせて設置し絵本を並べると完成です。
個性的な絵本に迎えられる子どもたちは自然と手を伸ばし、友だちやおとなと一緒にわいわい、ひとりでじっくり、自分のペースで絵本と過ごすのです。子どももおとなも心を開いて、つながる場所をつくります。

全国へひろげたい!
タイ行政は子どもの読書推進に力を入れており、保護者の関心も高まる中、絵本の出版数は伸びています。
ただ、子どもの読書量増加にはつながっていない状況です。
理由として、おとなが何かを教えるために絵本を読むことにより、子どもが絵本を敬遠するからではないかと考えました。
そこで読書推進の新しい形として、子どもが心から好きな本に出会うための場所、絵本のひろばづくりを各地に提案し、その成果を伝えることで全国への普及を目指します。

実績(2013~2015)
2015年4月、バンコク都営図書館において大規模な初えほん展が実現しました。
これ以降、研修事業の依頼も増え、タイ北部のチェンライ県におけるえほん展(12月実施)につながりました。

絵本とむきあう子どもたちの様子はこちら
絵本のひろばづくり、えほん展の様子はこちら


listmark 3.日タイ交流プロジェクト
kouryu2_350-260 見てふれて学びあう場をつくります!
タイと日本の「こども」とかかわる「おとな」同士の交流の場をつくり、異なる国や環境、立場から、さまざまな意見交換のできる機会を提供していきます。

実績
2015年10月、大阪の教育・福祉の現場から見て触れて学ぶスタディツアーを実施し、タイの子ども関係者13名が参加しました。
2015年、日本および他国からの7団体(52人)がマレットファンの事業の視察、ボランティアに来てくださいました。




listmark タイの教育現場は?

経済発展を遂げたタイ、首都バンコクには高層ビルが立ち並び、世界の大都市として認知されつつあります。
しかし、発展の影には、スラム地区、東北部農村、少数民族、さらには隣国ミャンマー(ビルマ)からの移民など、貧困層の存在があります。
先進国と同様の暮らしをする富裕層と、世界的にも困難な状況といえる移民労働者の人々が共存する「世界の経済格差の縮図」が見られるのが、東南アジアの中心となりつつある、現在のタイなのです。

経済の格差は教育環境にも反映されます。
スラム地区では中学校の中退率が他地区より高く、移民の子どもたちの半分以上は小学校を卒業できません。
このような格差をはらむタイ社会ですが、バンコクー地方、あるいは、富裕―貧困層を問わず、幼児教育および読書推進を重視する気運は高まり、現場の職員の向上心もそれに比例し高まっています。
しかし、行政からのサポートのみでは、能力向上の機会、必要な活動費とも不足し、現場のニーズに対応できていない状況です。