バングラデシュのモア図書館を応援したい!

活動報告
MOREモアはバングラデシュ北西部にくらす女性モウスミさんが、昨年2017年にオープンした小さな子ども図書館です。

子どもの本や絵本だけでなく、公共図書館の普及が十分でない現地の状況においての先駆的な発想とそれを実現した勇気に感激し、どうしても応援しに行きたい!と計画を重ねてきました。
そして7月12~18日、多くの方のサポートで初めてのバングラデシュ訪問が実現しました。

まずは、すべてのはじまりの場所であるモア図書館での活動からご報告します。

夕方4時ごろ、学校を終えた子どもたちが徐々に図書館にやってきました。
ひと月前からモウスミさんが近所の人にワークショップの宣伝をしてくれていたものの、どれくらい集まるかは予測できず、10~30人と見込んでいました。
2、3人だと寂しいね、いっぱい来てほしいなぁと話しながら、ゆったり構えて準備をしていたら、最初のグループ10人くらいの子どもや保護者さんたちが来てくれて一安心です。

ひきつづき、ゆったりした気分で子どもたちと遊んでいたら、徐々に人が増えていき、あっという間に100人ほどで身動きがとれなくなってしまいました。
さらに扉の外からも覗き込んでくれている関心の高さです。

絵本は何とか紹介できたものの、おもちゃ作りをするにはかなり窮屈です。
それでも年長の子どもたちが中心になって助け合い、みんな自分の竹とんぼ(表紙)を作って飛ばして楽しんでくれていました。
最初のグループにいったん外へ出てもらい、入りきれず外で待っていた子どもたちや騒ぎを聞きつけ覗きに来たおとなたちを迎え入れ、2時間の間でおよそ200人弱が図書館で活動してくれました。

これまで図書館への村のおとなの反応は「何をする場所なのかわからない」「本を読む必要があるの?」というものもあり、モウスミさんとしてもどう伝えていけばよいかと悩んでいた時期だったのとのことです。
終了後、初めて図書館に入ってくれたお母さんたちが笑って参加してくれていたこと、子どもたちが楽しめる場所なんだということを感じてくれたことがうれしかったとの感想をお聞きし、私たちもほっとしました。

※マレットファンがモウスミさんに出会ったのは3年前のことです。

共通の友人である戸田玲子さんが彼女をバンコクでの研修に連れてきてくれたのです。
その時に触れた子どもたち、そのまわりのおとなたちの笑顔から、自分もこんな活動がしたいと思ってくださったと話してくれました。

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เมื่อวันที่ 12 - 18 ก. ค. ที่ผ่านมา มูลนิธิเมล็ดฝัน ได้ไปจัดกิจกรรมแลกเปลี่ยนด้านการศึกษาที่ประเทศบังคลาเทศมาค่ะ...

มูลนิธิเมล็ดฝัน タイ公益法人『マレットファン(夢のたね)』さんの投稿 2018年7月20日金曜日