風が心地よい日で、敷地内の木陰でゆったりしながら、近況のご報告や3月末に開催予定の理事会のご相談などさせていただきました。
8年前に活動を開始した私たちのタイで最初の理解者が理事長のウィタワットさんでした。チュラロンコーン大学政経学部の元教授で、これまで多くのNGOとかかわってこられたウィタワットさんは、ご友人から私たちが事務所探しに困っていることを知り、ご自宅の空き部屋を提供してもよいとご連絡をくださったのです。
かなりの緊張をしながら初めてお会いし、子どものまわりのおとなが元気になるような支援活動をしたいと、がむしゃらに説明した私たちに、『とてもいい活動ですね、よかったら使ってください』と微笑んでくださいました。マレットファンの設立の記憶として鮮明に残っている一コマです。5年前から現在の事務所へと移りましたが、こちらに伺うといつも活動を開始した当時の想いと、想いに共感してもらえたことへの安心感と感謝が蘇る、 私たちにとって大切な場所です。
この日もまた元気をいただいて、理事長宅を後にしました。ウィタワット理事長のインタビュー記事も併せてどうぞ。
