

絵本の普及には、よい絵本をおとなが子どもに与えるのでなく、おとなも子どもも自分で好きな絵本が選べることが一番、大切との想いにより、絵本の表紙を見せて並べ、子どもたちが自由に読みたい絵本に出会える「えほんのひろば」づくりを提唱。
大阪市子育ていろいろ相談センター(現クレオ大阪子育て館)で12年間(2003~15年)にわたり、「えほん展いろいろ」の企画アドバイザーを務めた。
これにより大阪府内の地域、学校、図書館などから共感を得、各地での「えほんのひろば」が多く浸透した。
そのほか「株式会社こふれ」との協力でATCえほん展の開催、幼稚園、保育所での絵本講座の実施など幅広く活動中。
☆ 加藤啓子さんのブログ「絵本あれこれ なんじゃこれ」はこちら



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文字のない絵本が、ただ、1ページずつめくられるだけなのに、その絵本のパワーに圧倒されました。
その後、なんどもなんども加藤さんが読んでくださる絵本と、それにまつわるエピソード、時に笑い転がされ、時に涙ぐまされた、数々のそれら全てが今の活動の大きな糧です。
絵本のことに限らない、人間にとって大切なことを、加藤さんの読む絵本を通して学ばせていただいてきたのだと思います。
そして、気付かされました。ほんとに素晴らしい絵本とは、おとなにとっても心震わす体験を与えうる、普遍的な真理が詰まっていること、子どもは自分にとって、いい絵本とそうじゃない絵本を感じ分ける力をもっていること。
その後、『マレットファン』の仲間ムアイ、ギップも、加藤さんとのご縁をいただき、今では『マレットファン』3人にとっての大切な師匠です。そんな加藤さんのお話しに触れる機会が、日本で今、子どもにかかわってらっしゃる方々、絵本だいすきな方々に、また、子どもや絵本にあまり関心のない方にも多くあるといいなと願っています。
紹介してくださる絵本たちの中に、心震わされる1冊、違う自分を発見する1冊、今の気分にぴったり寄り添ってくれる1冊、きっと、そんな絵本観を変えてくれるような1冊に出会えるはずだからです。
このページでは加藤さんの最新情報も含めてお知らせしていきます。

